記憶喪失

短編(30分以内)

傘をとじても(女2 兼用1 30分)【演劇脚本】

アキは、雨の日には外に出る。屋根付きのバス停で、雨を避けながら休憩するのを習慣にしていた。廃線になっているので人が来ないし、そこから見る景色が彼女の心を癒していたのだ。 とある雨の日。バス停で偶然再会するアキと楓。楓は初対面の振りをし、アキは半年ぶりの他人との会話を楽しんだ。「また雨の日に」と言い二人は別れる。その後、雨の日のバス停で何度か会った。このバス停から始まる小さな物語は、二人にとって「出会い」だったのか、それとも「別れ」だったのだろうか。
長編

廻る木馬(男3 女4 60分)【演劇脚本】

愛がいっぱいになることで、その相手の記憶だけを失ってしまう翔平は、恋人の彩との恋愛を何度も繰り返していた。辛い運命を辿る二人であったが、彩は毎回「はじめまして」から始まる恋を楽しんでいるようにも見えた。まるでメリーゴーランドにでも乗っているかのように。